【連載】コラム

オーガニックジュースの魅力と価値

オーガニックジュースの魅力と価値

最近では食品やコスメ、そしてタオルなどのコットン製品でもよく見かけるようになったワード「オーガニック」。
なんとなくは理解できるけれど、それがどういう商品に「オーガニック」と言っていいものなのか正確にわかる方は少ないかもしれません。
そして「オーガニック」製品は価格が高い、と感じる方も多いのではないでしょうか。

日本は「オーガニック」の広まりが欧米に比べて遅れていると言われていますが、その原因は「なんとなくカラダには良さそうだけど、オーガニックは価格も高いし…」とオーガニックの意味がはっきりわからず、敷居を高く感じている方が多いのではないかなと感じています。



余談ですが、私はかれこれオーガニックに関わる仕事について20年近くが経ちますが、この20年の間でオーガニック製品・ブランドともに本当に増えたと感じています。
身近にスーパーでもオーガニック製品が一般製品の隣に置かれるようになりました。
そしてORGANIC STORYのような洗練されたイメージの商品も増えて、ナチュラルで素朴なイメージからお洒落で洗練された印象に変わりつつある「オーガニック」。
素敵な商品が増えて、オーガニック好きな私としては嬉しく感じています。

「オーガニック」がひとつの選択肢として確率した今、改めて「オーガニック」とは?をより知ることで、オーガニックの魅力と価値を理解して購入してくださる方が増えるのでは思っています!
そこで今回は「オーガニック」の日本の制度、そしてオーガニックジュースの魅力ついてのお話です。



オーガニック製品の種類

2025年現在、下記の製品に「有機JAS」というオーガニック認証を日本では定めています。これらの製品は「有機JAS」を取得していないと、オーガニックと謳ってはいけない規定があります。

・有機農産物
・有機加工食品
・有機畜産物
・有機飼料
・有機藻類
・有機酒類(202510月より有機加工食品のJAS規格の対象に追加)

有機JAS認証は、生産行程管理者(農家/農業団体)・製造業者・小分け業者・輸入業者を対象としており、有機JAS認定を取得している業者で製造した製品でなければ、有機JASを付けることはできません。

ORGANIC STORYのジュースは、「有機加工食品」にあたります。有機加工食品の認証を取得するためには、いくつもの基準があり、それをクリアした製品だけに有機JAS認証マークが付けられます。
生産方法にいくつもの基準がありますが、その代表的なものをご紹介します。



「有機加工食品」の生産方法の基準
・ 化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力避けること 

・ 原材料は、水と食塩を除いて、95%以上が有機農産物、有機畜産物又は有機加工食品であること

・ 薬剤により汚染されないよう管理された工場で製造を行うこと

・ 遺伝子組換え技術を使用しないこと

このような生産方法の基準が全てクリアできて、第三の審査機関の審査にクリアできた製品にだけ有機JASをつけることができるのです。

また輸入品の場合は「有機JAS」と同じような内容の基準を定めている国(同等国)オーガニック認証を取得している場合、「有機JAS」を国内で付けて販売することもできます。ただし、こちらも様々な規定があります。

そして余談ですが、コスメやコットン製品なども「オーガニック」と表示された製品を多く見かけますが、日本ではまだ認証制度がなく海外の認証を取得した製品をオーガニック○○として販売されているので、基準がそれぞれ若干異なっていることもあります。



さて話を有機JASに戻しますが、「有機JASマーク」は何を意味しているでしょうか?

「有機JASマーク」は、太陽と雲と植物をイメージしてつくられたマークです。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として、自然界の力で生産された食品を表しています。

認定は、農林水産省が審査の上で登録をした第三の審査機関である「登録認定機関」が行います。有機JASマークの下には、審査をした「登録認定機関」の名前がつけられています。そして、その下には認証番号・製造業者の名前も表示することが義務づけられています。

様々なルールがあることを知っていただけたところで、ORGANIC STORYのジュースの有機JASについて、そしてオーガニックであることの価値をお話していきたいと思います。



ORGANIC STORYのオーガニックジュース

ORGANIC STORY オーガニックジュースの特徴と製造の流れ

    1. 原料:海外でオーガニック栽培された有機果実のみを使用

    2. 搾汁:オーガニック認証を受けた製造会社で果実を搾る

    3. 輸入:有機原料を冷凍のまま日本に輸入

    4. 充填:日本国内の有機JAS認証取得工場でボトリング

    5. 完成:有機JAS基準を満たしたオーガニックジュース

オーガニックジュースを作るためには、全ての工程でオーガニック認証を取得している必要があります。ORGANIC STORYのオーガニックジュースが希少であることも、納得ですよね。



ORGANIC STORY
のオーガニックジュースが「オーガニック」であることの価値は、全工程がオーガニック認証を取得しているため品質と安全性が保証されている安心感ではないでしょうか。

「美味しい」ことはもちろん、手に取り飲んでくれた人に「安心」を届けたい。
そして、「自然との調和」や「持続可能性」を大切にしたい。

オーガニックジュースには、そんな思いが込められているのではないかと感じます。


>>ORGANIC STORYのオーガニックジュースはこちら

 

文・写真:大田 歩

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